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クレーム千夜一夜 <第24話 寂しい言葉>


スマフォなどの通信大手企業のX社に対しては以前から不信感を持っています。以前から何度も「イヤ」な思いをしていたからです。先日も、気乗りしないまま、X社のショップに行く羽目になってしまいました。

というのは、通信料金プランの変更を希望していたからです。ここ3年近く私と妻の通信料金の合計額は毎月2万円弱なのです。私はホドホド使用しているので仕方がないのですが、妻の場合、電話・メールは利用しない、インタネットは分からない、という具合で、私と連絡し合うこと以外はほとんど活用していない状況なのです。妻の通信料金は無駄だと思い、X社のショップで低料金プランに変更してもらおうという目的で行きました。中途半端な時刻に行くと長時間待たされるという経験があったので、開店時刻の10時を目指していきました。9時50分に着き、3番目の順番となりました。

10時と同時に入口で来店目的を告げ、順番が書かれたメモを貰い店内に案内されました。そのままスタッフが受付けてくれると思っていたら、ソファに座るように指示をされしばらく待ちました。10時16分に担当のスタッフが来ました。その間16分、私は店内の様子を見ていました。10人くらいのスタッフが受付のカウンター内とフロアにおりました。フロアにいる4名は何をしているのか見ていると、何もしていません。展示されているスマフォやタブレットを見たり触ったりしていました。いかにも手持ち無沙汰という感じでした。勿論、これから受付けるための準備を裏の事務所でしているのでしょうし、カウンターでも資料等々を確認しているのでしょう。意味なくお客様を待たせている訳はないのでしょうが、それにしても、店内で「フラフラ」している4名のスタッフとお客様を16分間待たせていることとが、なかなか結び付きませんでした。

10時45分になり、やっと担当するスタッフが来てくれました。事情を話し、料金プランの変更をして欲しい旨を伝えました。事前にホームページを見て、X社の料金プランを勉強していった私ですが、詳細は分かっていません。「妻はほとんど活用していないので、料金プランで一番安いプランに変えてください。私は従来通りで構いません」と伝えました。パンフレットを広げて、料金プランは「Y」と「Yライト」しかないという説明を受けました。驚いて、「料金体系が数カ月前に変わったのは知っているけど、料金プランって2つしかないの?一番安いので良いのだけれど・・・」と話しても2つだけという答えでした。それにしてもそんな商売ありなの?と思いながらも妻の通信料金のプランを「Yライト」に変更してもらいました。私は「Y」にして貰い、オプションの電話かけ放題を加えてもらいました。

さあ、これからが長いのです。料金プランの「Y」について細かく説明をしてくれたのです。スタッフ本人はまったく悪気はないのでしょうが、会社で決められているのでしょう、細かく説明をし始めました。分かりやすく説明してくれているのでしょうが、半分以上がよく分かりません。「Yライト」の説明が終わると次は、妻の「Yライト」の説明をし始めました。勿論、半分以上分かりません。「分からなかったら質問すればよいのに」という人がいますが、内容が分からないから質問したくても質問すらできないのです。

その様な説明を二人分受けて、さあ今度は契約の説明です。毎年自動更新するのか、1年間ごとの更新にするのかを尋ねられ、その違いを質問してしまったら、また長々とその違いを説明してくれました。自動更新だと無料(?)だが、1年ごとの更新だと何千円(?)の料金が発生します、等々、結局よく理解できないまま契約をしてしまいました。

次に、契約についての約款やそれに類する説明がありました。6枚のA4用紙にほぼびっしりと内容が書かれていました。そのびっしりの内容を一つ一つ6ページ分の説明をしてくれました。何と親切なのかとも感じましたが、よく理解できないまま長時間説明を受けることになってしまいました。1行ずつ説明をしてくれて、黄色い蛍光ペンで重要なところ(説明したという証明?)をマークしながら、時間をかけて説明してくれました。最初のうちは2つ3つの質問をしましたが、スタッフの回答の意味合いがよく分からずに、その意味合いを質問することになってしまい時間がかかってしまいます。途中から質問をするのをあきらめてしまいました。すべてが終了して、ミニチュアカレンダーをいただいて、冷たいお茶をご馳走になって、そのショップを出たのは、何と11時45分でした。あらまあ、店に着いたのが9時50分だったから・・・。

妻と一緒に、くたびれたから、美味しい昼飯でも食べに行こうか?ということで近くの中華料理店に行って美味しい担々麺を食べてきたのでした。

「そりゃあ、相手は十分な説明をして『質問はございますか?』とまで言ってくれて、それを承知で契約しているんだから、相手には何ら責任はないよ・・・」という言葉が聞こえて来そうですが、その言葉は何だか寂しいなあ・・・。

2019.12.02
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